薬局長室から

薬局長室から

薬局長御挨拶

附属薬局3.0をめざして

岐阜薬科大学附属薬局は1998年に全国で初めての大学附属の薬局として開設されました。

寺町ひとみ

薬局長 寺町ひとみ

これは、元学長の葛谷昌之先生が「医学部に附属病院があるように、薬学部に附属薬局があってしかるべき」との考えで設置されました。この頃は、全国的に医薬分業が進展し、それまでは物品販売を主としていた薬局が本来の業務である調剤をするところに変わりつつありました。設立に当たっては、本学出身の開局薬剤師の方々にご協力いただくなど、初代の薬局長(平野和行教授)のご苦労は大変なものでした。2004年、岐阜大学病院の移転に伴い、附属薬局も現在の地(岐阜市柳戸)に新築移転しました。2代目薬局長(足立哲夫教授)とスタッフのご協力により新附属薬局の基礎ができました。一方、医療の担い手としての薬剤師の教育問題が取沙汰され、2006年から長期実務実習を必修とする薬学教育6年制が実施されました。この長期実務実習(事前実習1ヶ月、病院実習2.5ヶ月、保険薬局2.5ヶ月)は本来大学の行う実習であると文部科学省は位置付けております。つまり、薬学部の教育の場としての病院や薬局を整備するのが本来の姿であると考えられます。その結果、附属薬局の果たす役割が一段と大きなものとなりました。3代目薬局長(土屋照雄教授)は、長期実務実習に対応できる附属薬局の体制を構築するために、スタッフの増員と教育および附属薬局の増床改造に多大なる貢献をされました。 2010年から薬学部5年生を対象とした長期実務実習が開始され、4代目薬局長(杉山正教授)は、本学の学生を年間30人受け入れ、実習カリキュラムを構築されました。

変わりつつある日本の地域医療制度の中で、次世代型薬局「薬局3.0」が提唱されています。「附属薬局1.0」では初代および2代目薬局長による設立および基盤形成、「附属薬局2.0」では3代目および4代目薬局長による長期実務実習への対応でした。5代目薬局長としては、「附属薬局3.0」を提唱し、地元の薬剤師会と連携をとりながら、地域医療定着型薬局の中核となる薬局をめざします。さらに、育薬研究のための情報センターの構築を図るよう努めてまいります。

スタッフ

◆ 開設者  岐阜市長
◆ 薬局長  寺町 ひとみ (実践薬学大講座 病院薬学研究室:教授)
◆ 管理薬剤師  井口 和弘 (実践薬学大講座 薬局薬学研究室:講師)
◆ 薬剤師

伊野 陽子 (実践薬学大講座 薬局薬学研究室:講師)
横山 聡  (実践薬学大講座 薬局薬学研究室:助教)
野口 義紘 (実践薬学大講座 病院薬学研究室:助教)
堺 千紘  (実践薬学大講座 薬局薬学研究室:助教)
山下 修司 (実践薬学大講座 実践社会薬学研究室:助手)

◆ 事務  岐阜市職員1、嘱託員3
◆ その他  保険薬剤師として登録している教員:複数

事業

◆ 調剤関係業務 処方せん枚数:約80枚/1日、薬品数:約2千種類、
◆ 学生の教育
・ 1回生の早期体験実習 薬局見学
・ 5回生の長期実務実習(11週間×30名)
・ 4~6回生の卒業研究指導
◆ 県内薬剤師を対象としたリカレント講座(地域貢献)
50名募集し、年間6回程(午後7時30分から9時)実施
◆ 近隣薬局との勉強会(地域貢献)
月1回程度、近隣薬局5店舗の薬剤師を対象に実施

沿革と概要

岐阜薬科大学附属薬局は、1998(平成10)年9月に全国の薬科大学・薬学部に先駆けて岐阜市により開設されました。
学生の薬局実務実習ならびに医療薬学研究を行うと同時に、多くの医療機関の処方箋を応需し地域住民の医療に貢献してきました。
2004(平成16)年6月に岐阜大学医学部附属病院の郊外への移転を機に、patients safety を最優先に考えた最新の調剤支援システムと教育設備を持つバリアフリーの新附属薬局を移転開設しました。
2009(平成21)年には、薬学部生の長期実務実習に対応するために、増改築を行いました。
当附属薬局は地域医療への貢献とともに地域薬剤師の研修の場としても、公益性を兼ね備えた薬局を目指しています。
毎年地域薬剤師を対象としたリカレント講座を開講し、新薬の適正使用と患者指導に関する実践的内容の講義や薬局業務を取り巻くトピックスの提供を行っています。
また、当附属薬局は開局当初より岐阜市薬剤師会の医薬品備蓄センター協力薬局としての役割も担っています。

岐阜薬科大学

岐阜市役所

HOMEに戻る

aaa